「農園のホームページを作りたいけれど、何から始めればいいかわからない」
「制作会社へ依頼すると費用が高そう……」
「直売所への集客や、野菜・果物のネット販売にもホームページを活用したい」
そんな悩みを持っている農家・農園経営者の方も多いのではないでしょうか。
農園ホームページは、必ずしも制作会社へ依頼しなければ作れないものではありません。
WordPressを利用すれば、ホームページ制作が初めての方でも、自分で農園・直売所のホームページを作ることができます。
ホームページがあれば、
- 農園や生産者を紹介する
- 野菜・果物の魅力を伝える
- 直売所へ集客する
- 収穫情報を発信する
- 農業体験や収穫体験を案内する
- 農産物をネット販売する
- 飲食店や企業から問い合わせを受ける
といったことも可能です。
この記事では、WordPress初心者の方にもわかりやすいように、農園ホームページに必要なページ・費用・作り方・WordPressテーマ・ネット販売・公開後の集客方法まで順番に解説します。
「できるだけ費用を抑えながら、自分たちの農園の魅力が伝わるホームページを作りたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
なお、農業以外にも企業・飲食店・美容室・クリニックなど業種ごとのテーマを探している方は、こちらの記事でまとめています。
→ 業種別おすすめWordPressテーマ|企業・店舗・クリニック・飲食店など目的別に紹介
農園・農家にホームページは必要?
「Instagramを使っているから、ホームページまでは必要ないのでは?」と思う方も多いかもしれません。
もちろん、InstagramなどのSNSは農園の情報を発信するための便利なツールです。
しかし、SNSとホームページでは役割が少し違います。
農園について詳しく知ってもらい、直売所への来店や商品購入につなげたいなら、ホームページも用意しておくと便利です。
InstagramやSNSだけでは情報が流れてしまう
Instagramは、
- 今日収穫した野菜
- 畑の様子
- 新商品
- イベント
- 日々の農作業
などを発信するのに向いています。
一方、
- 農園について
- 生産者について
- 栽培へのこだわり
- 取り扱っている農産物
- 直売所の営業時間
- アクセス
- 通販方法
- 問い合わせ方法
などの基本情報は、投稿の中に埋もれてしまいがちです。
ホームページなら情報をページごとに整理できます。
SNSは「最新情報を伝える場所」、ホームページは「農園について詳しく知ってもらう場所」と考えるとわかりやすくなります。
農園や生産者への信頼につながる
初めて農園を知った人は、
- 「どんな人が作っているの?」
- 「どこで作っているの?」
- 「どんなことにこだわっているの?」
という点も気になります。
ホームページに、
- 農園の考え方
- 生産者紹介
- 栽培風景
- 畑の写真
- 農作物へのこだわり
などを掲載すれば、商品だけでは伝えきれない魅力を伝えられます。
農産物の場合は特に、「誰が、どこで、どのように作っているのか」が購入するときの安心感にもつながります。
直売・通販・農業体験の入口になる
農園ホームページは、単なる農園紹介だけでなく集客にも活用できます。
例えば、
- 直売所へ来てもらう
- 野菜や果物を購入してもらう
- ネットショップへ誘導する
- いちご狩りを予約してもらう
- 農業体験へ申し込んでもらう
- 飲食店から問い合わせてもらう
といった流れです。
そのため、ホームページを作る前に、「ホームページを見た人に最終的に何をしてほしいのか?」を考えておくことが重要です。
まずは農園ホームページを作る目的を決めよう
WordPressをインストールする前に、まずホームページの目的を決めましょう。
農園ホームページといっても、目的によって必要なページや機能が変わります。
農園や農家を知ってもらいたい
農園自体を知ってもらうことが目的なら、
- 農園紹介
- 生産者紹介
- 栽培へのこだわり
- 農作物紹介
- お知らせ・ブログ
などを充実させましょう。
「この農園から買いたい」と思ってもらえるように、商品だけでなく農園のストーリーも伝えることがポイントです。
直売所へ来てもらいたい
直売所への集客が目的なら、
- 営業時間
- 営業日
- 住所
- Googleマップ
- 駐車場情報
- 販売している農作物
- 最新の販売情報
などをわかりやすく掲載します。
特に、
- 「今日は営業しているの?」
- 「何が売っているの?」
- 「駐車場はあるの?」
といった来店前に知りたい情報を見つけやすくしましょう。
野菜や果物をネット販売したい
農産物をネット販売する場合は、農園紹介だけでなくEC機能についても考える必要があります。
例えば、
- 商品ページ
- カート
- 決済
- 配送方法
- 送料
- 返品・キャンセル
- 特定商取引法に基づく表記
などです。
ただし、最初から大規模なネットショップを構築する必要はありません。
まずWordPressで農園ホームページを作り、商品購入だけ外部ECサービスへ誘導する方法もあります。
収穫体験・農業体験の予約を増やしたい
いちご狩り、ぶどう狩り、芋掘り、農業体験などを行っている場合は、
- 体験内容
- 開催時期
- 営業時間
- 料金
- 持ち物
- 注意事項
- アクセス
- 予約方法
などを用意しましょう。
「行ってみたい」と思った人が、そのまま予約できる導線を作ることがポイントです。
飲食店や企業との取引を増やしたい
飲食店や食品会社などとの取引を増やしたい場合は、
- 生産品目
- 生産時期
- 栽培方法
- 農園の特徴
- 対応エリア
- 問い合わせフォーム
などを掲載します。
一般のお客様だけでなく、法人担当者が見ても農園について理解できるホームページを意識しましょう。
農園ホームページに必要なページ
ホームページの目的が決まったら、掲載するページを考えます。
最初から何十ページも作る必要はありません。
まずは、訪問者が知りたい基本ページから用意しましょう。
トップページ
トップページはホームページの入口です。
訪問した人が短時間で、「何を作っている農園なのか」「どんな農園なのか」を理解できるようにします。
例えば、
- 農園のメイン写真
- 農園紹介
- 主な農産物
- 栽培へのこだわり
- 生産者
- 直売所
- ネットショップ
- 最新のお知らせ
などを配置します。
トップページだけですべて説明するのではなく、それぞれの詳しいページへ誘導する構成がおすすめです。
農園紹介
農園紹介では、
- 農園の歴史
- 農業を始めたきっかけ
- 大切にしていること
- 栽培への考え方
- 地域との関わり
などを紹介します。
農産物だけでは伝わらない「農園そのものの魅力」を見せるページです。
生産者紹介
農園ホームページでは、生産者が見えることも安心感につながります。
例えば、
- 生産者の名前
- 農業を始めたきっかけ
- 得意な農作物
- 栽培への思い
などを掲載します。
顔写真を公開したくない場合は、農作業をしている写真や後ろ姿でも構いません。
「どんな人が作っているのか」が少しでも伝わる内容を意識しましょう。
野菜・果物・商品の紹介
生産している農作物を紹介するページです。
例えばトマトなら、
- 品種
- 特徴
- 収穫時期
- 味
- 栽培方法
- おすすめの食べ方
などを紹介できます。
「トマトを販売しています」だけではなく、なぜそのトマトがおすすめなのかまで伝えてみましょう。
直売所・アクセス
直売所がある場合は、アクセスページを用意します。
掲載したい情報は、
- 住所
- 営業時間
- 定休日
- 電話番号
- Googleマップ
- 駐車場
- 支払い方法
などです。
スマートフォンで確認する人も多いので、地図や住所は見つけやすい位置に配置しましょう。
お知らせ・ブログ
WordPressなら、自分で簡単にお知らせを更新できます。
例えば、
- ○○の収穫が始まりました
- 新米販売開始
- 直売所営業時間のお知らせ
- いちご狩り予約開始
- 臨時休業
- マルシェ出店
などです。
農園ホームページは季節によって情報が変わるので、お知らせ機能との相性がとてもよいサイトです。
お問い合わせ
問い合わせページも作っておきましょう。
電話だけでなく問い合わせフォームを設置しておけば、営業時間外でも問い合わせを受け付けられます。
一般のお客様だけでなく、
- 飲食店
- 食品会社
- 小売店
- メディア
- 法人
などからの問い合わせ窓口にもなります。
ネット通販する農園に追加したいページ
野菜・果物・米・加工品などをホームページから販売する場合は、通常の農園ホームページに加えて通販に必要な情報も用意します。
商品購入ページ
商品ページでは、
- 商品名
- 商品写真
- 内容量
- 価格
- 収穫時期
- 発送予定
- 保存方法
などを掲載します。
農産物は収穫状況によって発送時期が変わることもあるので、その点もわかりやすく伝えましょう。
送料・支払い方法
購入前に、
- 送料
- 配送地域
- クール便の有無
- 支払い方法
- 発送時期
などが確認できるようにします。
返品・キャンセルについて
農産物は生鮮食品も多いため、返品・キャンセルの条件についても事前にわかりやすく記載しておきましょう。
特定商取引法に基づく表記
インターネット通信販売を行う場合、販売価格や送料、支払い方法、商品の引渡時期、事業者情報、返品・契約解除など、特定商取引法で定められた事項の表示が必要になります。
通販を始める際は、自己判断だけで済ませず、消費者庁の「特定商取引法ガイド」など最新の公式情報を確認してください。
プライバシーポリシー
問い合わせフォームやアクセス解析などで個人情報を扱う場合に備え、プライバシーポリシーも用意しておきましょう。
農園ホームページを作る方法は3つ
農園ホームページを作る方法は、大きく3つあります。
| 方法 | 費用 | 作りやすさ | 自由度 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|
| WordPressで自作 | 低〜中 | |||
| ホームページ作成サービス | 低〜中 | |||
| 制作会社へ依頼 | 高 |
WordPressで自作する
この記事でおすすめしている方法です。
レンタルサーバーと独自ドメインを準備し、WordPressをインストールしてホームページを作ります。
最初は覚えることもありますが、一度作れば、
- お知らせを更新する
- 写真を変更する
- 商品を追加する
- ブログを書く
といった作業を自分で行えます。
ホームページ作成サービスを利用する
できるだけ簡単にホームページを作りたいなら、ホームページ作成サービスを利用する方法もあります。
操作が簡単なものが多い一方、利用するサービスによってデザインや機能に制限があります。
将来的にブログやネットショップを充実させたい場合は、必要な機能が利用できるか確認しましょう。
制作会社へ依頼する
予算があり、本格的なホームページを作りたい場合は制作会社へ依頼する方法があります。
デザインからサイト制作まで任せられる反面、制作費だけでなく更新・保守にも費用がかかる場合があります。
そのため、
「できるだけ費用を抑えたい」
「自分で収穫情報などを更新したい」
という農家・農園にはWordPressが向いています。
関連記事:
ホームページ制作会社に依頼する?自作する?費用・メリットを徹底比較
農園ホームページをWordPressで作る費用
WordPress本体は無料で利用できます。
ただし、ホームページを公開するにはレンタルサーバーや独自ドメインなどが必要です。
おおよそのイメージは次のとおりです。
| 項目 | 費用の目安 |
|---|---|
| WordPress | 無料 |
| レンタルサーバー | 年1万円前後〜 |
| 独自ドメイン | 無料〜数千円/年 |
| WordPressテーマ | 無料〜数万円程度 |
| 写真 | 自分で撮影すれば無料 |
| EC機能 | 無料〜 |
| 制作費 | 自作なら0円 |
契約するサービスやテーマによって変わりますが、制作会社へ依頼するより費用を抑えやすいのがWordPressのメリットです。
また、サーバーによっては契約特典として独自ドメインを無料で利用できる場合もあります。
最新料金やキャンペーンは、契約時に各サービスの公式サイトで確認してください。
WordPressで農園ホームページを作る7ステップ
ここからは実際にWordPressで農園ホームページを作る流れを見ていきましょう。
レンタルサーバーを契約する
まずレンタルサーバーを契約します。
レンタルサーバーは、ホームページの文章・画像などのデータを置いておく場所です。
初心者の場合は、
- WordPress簡単インストール
- 独自SSL
- 自動バックアップ
- サポート
などが用意されているサービスを選ぶと始めやすくなります。
独自ドメインを取得する
次に独自ドメインを取得します。
独自ドメインとは、
○○farm.com
のようなホームページの住所です。
農園サイトなら、
- 農園名
- ブランド名
- 地域名+農園名
などを使った、短く覚えやすいドメインがおすすめです。
WordPressをインストールする
レンタルサーバーとドメインを準備したらWordPressをインストールします。
現在はWordPressを簡単にインストールできるサーバーも多いため、以前ほど難しい作業ではありません。
「そもそもサーバーやドメインの準備からわからない」という方は、こちらの記事から進めてみてください。
→ WordPressブログの始め方完全ガイド|ゼロから開設して収益化するまでの全手順
WordPressを開設してから初期設定まで順番に確認できます。
WordPressテーマを選ぶ
WordPressをインストールしたら、次にWordPressテーマを選びます。
WordPressテーマとは、ホームページ全体のデザインや機能を決めるテンプレートのようなものです。
農園ホームページなら、
- 農産物の写真を大きく見せられる
- 農園紹介を作りやすい
- 商品を紹介しやすい
- スマホでも見やすい
- お知らせを更新しやすい
- 必要ならネットショップを作れる
といった点を確認しましょう。
有名なテーマだからという理由だけで選ぶのではなく、「自分の農園で何をしたいのか」から逆算して選ぶことが重要です。
農園に合うWordPressテーマを比較してみよう
農園サイトに向いているWordPressテーマはいくつかあります。
「どれを選べばいいかわからない」という方は、農業・農園向けのテーマをまとめたこちらの記事から確認してみてください。
必要な固定ページを作る
テーマを設定したら固定ページを作ります。
まずは、
- トップページ
- 農園紹介
- 生産者紹介
- 農作物・商品紹介
- アクセス
- お問い合わせ
などから始めれば十分です。
最初からページ数を増やすことより、訪問者に必要な情報がきちんと伝わることを優先しましょう。
写真と文章を用意する
農園ホームページでは写真がとても重要です。
例えば、
- 畑
- 野菜
- 果物
- 生産者
- 収穫風景
- 農作業
- 直売所
- 商品パッケージ
などを撮影しておきます。
高価なカメラを用意しなくても、明るい時間帯にスマートフォンで丁寧に撮影するだけでも印象は変わります。
文章についても難しい表現を使う必要はありません。
- 「どんな思いで作っているのか」
- 「どんなところがおいしいのか」
- 「どんな人に食べてもらいたいのか」
を、自分の言葉で伝えてみましょう。
スマホ表示を確認して公開する
ホームページが完成したら、パソコンだけでなくスマートフォンでも確認します。
特に、
- メニューを押しやすいか
- 文字が小さすぎないか
- 写真が崩れていないか
- 営業時間が見つけやすいか
- 電話番号がわかりやすいか
- 問い合わせボタンが見つけやすいか
- アクセスを確認しやすいか
などをチェックします。
問題がなければ公開しましょう。
農園ホームページにおすすめのWordPressテーマ3選
ここでは農園サイトの候補として、タイプの異なる3テーマを紹介します。
より詳しく比較したい方は、
→ 農業・農園向けWordPressテーマおすすめ比較をご覧ください。
HARVES|農産物の販売まで考えている農園向け
本格的な農園サイトやネットショップを作りたい方に候補となるのが、TCDの「HARVES」です。
HARVESはWooCommerceに対応しており、商品ページや商品一覧、レビュー、ランキングなどネットショップ運営を想定した機能を備えています。
そのため、
- 農産物をネット販売したい
- 自社ブランドを作りたい
- ギフト商品を販売したい
- 農園サイトとネットショップを一体化したい
という場合に検討しやすいテーマです。
農産物の写真を活かして、本格的なブランドサイトを作りたい人にも向いています。
HARVESが気になるなら、まずデモサイトを確認
WordPressテーマは文章だけで判断するより、実際のデモサイトを見る方がイメージしやすくなります。
HARVESが気になっている方は、
- トップページの見せ方
- 商品写真の配置
- 商品ページ
- ネットショップの導線
- スマホ表示
などを確認してみてください。
HARVESの機能やメリット・デメリット、どんな農家・農園に向いているのかを詳しく知りたい方はこちらも参考にしてください。
AFFINGER7|ブログやSEOから集客したい農園向け
ホームページだけでなくブログからの集客にも力を入れたいならAFFINGER7も候補です。
例えば、
- 野菜のおいしい食べ方
- 農作物の保存方法
- レシピ
- 農業体験情報
- 地域の情報
- 農園の日常
などの記事を増やしていけば、ホームページそのものを情報発信メディアとして育てることができます。
特に、「ホームページを作って終わりではなく、記事を増やして検索からお客様を集めたい」という農園に向いています。
SWELL|初心者でも更新しやすいサイトを作りたい人
「難しい設定よりも、わかりやすく更新できることを重視したい」という方ならSWELLも候補です。
例えば、
- お知らせを頻繁に更新したい
- ブログを書きたい
- シンプルな農園サイトを作りたい
- WordPress初心者でも扱いやすいものを選びたい
という場合に検討しやすいテーマです。
どのテーマを選べばいいかわからない場合は?
テーマ選びでは、「人気があるから」「デザインがおしゃれだから」だけで決めるのではなく、自分のサイトに必要な機能があるかを確認することが重要です。
購入前に確認しておきたいポイントはこちらの記事にまとめています。
→ WordPressテーマの選び方チェックリスト|初心者が購入前に確認すべきポイント
農産物をホームページで販売する方法
「せっかくホームページを作るなら、野菜や果物も販売したい」という方もいるでしょう。
農産物をネット販売する方法は大きく分けて2つあります。
WordPress内にネットショップを作る
WordPressに、
- WooCommerce
- Welcart
などのEC機能を追加し、ホームページ内にネットショップを作る方法です。
メリットは、農園を知る → 商品を見る → 購入するまでをひとつのサイト内で完結できることです。
一方で、
- 決済
- 送料
- セキュリティ
- 商品管理
- 注文管理
など、通常のホームページより設定・運営する項目は増えます。
外部ECサービスを利用する
初心者なら、ホームページはWordPress、ネット販売は外部ECサービスという方法もあります。
WordPressでは、
- 農園紹介
- 商品紹介
- 生産者紹介
- ブログ
- SEO集客
を担当して、「購入する」ボタンから外部ネットショップへ移動してもらう方法です。
ネットショップの構築をできるだけ簡単にしたい場合に検討しやすい方法です。
最初から大規模なネットショップを作らなくてもOK
ホームページを作り始めると、「あの機能も必要」「このページも必要」と、どんどん追加したくなります。
しかし最初から完璧なサイトを作る必要はありません。
まずは、
農園を知ってもらう
↓
農産物を知ってもらう
↓
購入方法を案内する
というシンプルな流れでも十分です。
ホームページを運営していく中で必要になった機能を追加していきましょう。
農園ホームページを作るときの5つのポイント
ホームページを作る際に特に意識したいポイントを紹介します。
1.写真を重視する
農園ホームページでは写真が非常に重要です。
例えば、
- 採れたての野菜
- 果物
- 畑
- 収穫作業
- 生産者
- 直売所
など、農園だから撮れる写真を積極的に使いましょう。
できれば一般的な素材写真ではなく、自分たちの農園で撮影した写真を使うのがおすすめです。
2.生産者の顔やストーリーを伝える
農産物だけでなく、
- 「なぜ農業をしているのか」
- 「どんなことを大切にしているのか」
- 「なぜこの品種を作っているのか」
なども伝えてみましょう。
商品だけを比較すると価格競争になりがちですが、農園の考え方やストーリーは他の農園にはない魅力になります。
3.商品の特徴を具体的に伝える
「おいしいトマトです」だけでは商品の特徴がわかりません。
例えば、
- 「完熟してから収穫しています」
- 「酸味が少なく甘みが強い品種です」
- 「加熱するとさらに甘みが引き立ちます」
といった形で具体的に紹介しましょう。
購入する人が、実際に食べる場面を想像できる説明がおすすめです。
4.営業日・収穫情報をこまめに更新する
農園は季節によって商品が変わります。
そのため、
- 旬の農産物
- 収穫状況
- 販売開始
- 売り切れ
- 営業時間
- 臨時休業
なども更新していきましょう。
定期的に更新されているホームページなら、訪問者も最新情報を確認しやすくなります。
5.問い合わせ・購入ボタンをわかりやすくする
ホームページを見て、「買いたい」「行ってみたい」と思っても、次に何をすればいいかわからなければ行動につながりません。
そこで、
- 商品を見る
- ネットショップへ
- 直売所を見る
- アクセスを見る
- 予約する
- 問い合わせる
などのボタンをわかりやすい位置に配置しましょう。
農園ホームページを公開した後にやること
ホームページは公開して完成ではありません。
少しずつ見てもらうための仕組みを作っていきます。
Googleビジネスプロフィールを活用する
直売所や農園へ来てもらいたい場合は、Google検索やGoogleマップでも農園情報を確認できるようにしましょう。
例えば、
- 「○○市 農園」
- 「○○市 直売所」
- 「○○市 いちご狩り」
など、地域で農園を探している人に見つけてもらえる可能性があります。
ホームページ側にも、
- 正式な農園名
- 住所
- 営業時間
- 地域情報
を正確に掲載しておきましょう。
Instagram・SNSからホームページへ誘導する
Instagramなどを利用している場合は、プロフィールからホームページへ誘導します。
例えば、
Instagram
↓
「今年のいちご狩り予約を開始しました」
↓
ホームページ
↓
料金・営業時間・アクセス
↓
予約
という流れを作ります。
SNSとホームページを競合させるのではなく、連携させるのがポイントです。
「地域名+農園」を意識する
地域のお客様を集めたい場合は、ホームページの文章にも地域情報を入れましょう。
例えば、「茨城県○○市でトマトを栽培している○○農園です」といった形です。
無理に地域名を何度も繰り返す必要はありません。
農園紹介やアクセスページなどで、どの地域にある農園なのかを明確にしておきましょう。
旬・収穫情報をブログで発信する
ブログでは難しい農業技術の記事を書く必要はありません。
例えば、
- 新米の販売が始まりました
- 今年のいちご狩り予約を開始しました
- 夏野菜の直売を始めました
- ○月○日にマルシェへ出店します
- トマトのおいしい保存方法
- 農園野菜を使ったおすすめレシピ
などでも構いません。
農園の日常そのものが、魅力的なコンテンツになります。
農園ホームページについてよくある質問
農園ホームページは自分で作れますか?
はい。
WordPressとWordPressテーマを利用すれば、制作会社へ依頼せず自作することも可能です。
最初はWordPressの基本操作を覚える必要がありますが、プログラミングを一から勉強しなければ作れないわけではありません。
WordPressの知識がなくても大丈夫?
まずは、
- レンタルサーバーを準備する
- ドメインを取得する
- WordPressをインストールする
- テーマを設定する
- 固定ページを作る
という順番で進めれば大丈夫です。
WordPress自体の始め方はこちらで詳しく解説しています。
農園ホームページを作る費用はいくら?
WordPress本体は無料です。
主に必要になるのは、
- レンタルサーバー
- 独自ドメイン
- WordPressテーマ
などです。
無料テーマを使えばさらに初期費用を抑えることもできます。
有料テーマを利用した場合でも、制作会社へサイト制作を全面的に依頼する場合より費用を抑えやすいのがメリットです。
野菜や果物をネット販売できますか?
できます。
WordPress内にEC機能を追加する方法と、外部ECサービスへ誘導する方法があります。
ただし、インターネット通信販売を行う場合は、特定商取引法に基づく必要表示なども確認しておきましょう。
Instagramだけではダメ?
Instagramだけでも情報発信はできます。
ただし、
- 農園紹介
- 商品一覧
- アクセス
- 通販方法
- 問い合わせ
などを整理して掲載するならホームページが便利です。
Instagramかホームページのどちらかを選ぶのではなく、両方を連携させるのがおすすめです。
農園向けWordPressテーマはどれがおすすめ?
目的によって変わります。
農産物のネット販売まで考えているならHARVES、ブログやSEOからの集客を重視するならAFFINGER7、更新のしやすさを重視するならSWELLなどが候補になります。
詳しくはこちらで比較しています。
まとめ|WordPressなら農園ホームページは自作できる
農園・農家・直売所のホームページは、制作会社へ依頼しなくてもWordPressを使って自作することができます。
作成の流れをもう一度整理すると、
- ホームページの目的を決める
- 必要なページを整理する
- レンタルサーバー・ドメインを準備する
- WordPressをインストールする
- WordPressテーマを選ぶ
- 写真・文章を用意する
- スマホ表示を確認して公開する
という流れです。
最初から完璧なホームページを作る必要はありません。
まずは、
農園紹介・農作物紹介・アクセス・お問い合わせ
など、訪問者に必要なページから作りましょう。
その後、
- お知らせ
- ブログ
- ネットショップ
- 収穫体験
- 予約
など、必要な機能を少しずつ追加していけば大丈夫です。
農園ホームページを作るなら、まずテーマを決めよう
WordPressで農園ホームページを作るなら、次に決めたいのがWordPressテーマです。
- 農園らしいデザインを重視するのか。
- ネット販売まで行いたいのか。
- ブログやSEOから集客したいのか。
- 初心者でも簡単に更新できることを重視するのか。
目的によって向いているテーマは変わります。
まだテーマを決めていない方は、まずこちらの記事で比較してみてください。
農産物の写真をしっかり見せながら、ネットショップまで作りたい場合はHARVESも有力な候補です。
公式デモサイトを見ると、「自分の農園ならどんな写真を使おう」「どんな商品ページにしよう」と、完成後のイメージもしやすくなります。