WordPressでアイキャッチ画像を設定する方法【初心者でも失敗しない完全ガイド】

WordPressを始めたばかりの初心者が最初に迷いやすいのが、「アイキャッチ画像って何？どうやって設定すればいいの？」というポイントです。

記事の内容には自信があっても、アイキャッチ画像がなかったり、設定が間違っていたりすると……

• 記事のクリック率が下がる
• SNSでリンクをシェアしたときに見栄えが悪くなる
• ブログ全体が素人っぽく見えてしまう
• 読者の離脱率が高くなる

など、非常にもったいない状態になります。

しかし安心してください。

WordPressのアイキャッチ設定は、正しい手順を知っていればたった数分で完了 します。

本記事では、

• アイキャッチ画像とは？
• なぜ設定しないと損なのか
• おすすめの画像サイズ
• 誰でもできる設定手順（画像付き解説）
• 表示されない時のトラブル対処
• デザインのプロのコツ

まで、ブログ初心者でも迷わずできるように丁寧に完全解説しています。

この記事どおりに進めれば、初心者でも効果的なアイキャッチ画像を設定できます。

そもそもアイキャッチ画像とは？設定するメリット

アイキャッチ画像とは、記事の一番上に表示される「記事の顔」になる画像です。

記事の“顔”として読者の興味を引く

読者が記事を読むかどうかは、見た目の第一印象でほぼ決まるといっても過言ではありません。

「なんだか読みにくそう…」

「内容がよく分からない…」

と判断されると、文章に目を通される前に引き返されてしまいます。

アイキャッチ画像は、読者に「このページは読む価値がある」と直感的に伝える極めて重要な要素です。

検索結果でのクリック率が大幅に上がる

最近のテーマ（SWELL・AFFINGER6など）は、記事一覧のサムネイルを大きく表示する設計が主流です。

つまり、アイキャッチの出来＝クリック率の高さに直結します。

同じ記事でも、

画像がきれい → クリックされる

画像が微妙 → スルーされる

これは実際に運営者の間でも数字として確認されています。

SNSシェア時の見栄えが決まる

アイキャッチが美しいかどうかで、フォロワーの反応率（クリック・RT・保存）に影響を及ぼします。

読者の離脱率を下げる

読者は記事を読む前に、その記事が「自分に関係あるか」を判断しています。

良いアイキャッチは、

• 記事内容が直感的に分かる
• 信頼感がある
• 雰囲気が掴める
• 安心して読み進められる

という心理効果を生み、結果として離脱率が下がります。

SEOにも間接的にプラス

アイキャッチ自体はSEOに直接影響はしませんが、

• クリック率の向上
• 滞在時間の増加
• SNSシェア数の増加
• サイトの“質”の向上

に大きく関係し、最終的に検索順位に良い影響を与えます。

アイキャッチ画像の推奨サイズとデザインの基本

WordPressでアイキャッチを作る前に、「どれくらいのサイズで作ればいいの？」という疑問を解決します。

推奨サイズは「1200 × 630」または「1536 × 1024」

ブログで最も適した代表サイズは次の2つ：

用途	推奨サイズ
SNS用	1200 × 630 px
美しく見せたい/テーマ推奨	1536 × 1024 px

このサイズにしておけば、AFFINGER6・SWELL・JIN:R・TCDなどどのテーマでも綺麗に表示されます。

画像容量は100〜200KBが理想（軽量化必須）

容量が重いと、ブログの読み込み速度が遅くなり、SEOへの悪影響が発生します。

アイキャッチ作成はCanvaが最適（無料でOK）

Canvaは：

• ブラウザで使える
• テンプレ豊富
• 日本語フォント多数
• 初心者向けのレイアウトが揃っている
• 無料でほぼ全て作れる

という、アイキャッチ制作の最強ツールです。

アイキャッチ画像作成だけでなく、画像作成全般に利用できるツールで初心者にお勧めです。

関連記事：

AI画像はとても効率的！著作権には注意！

今はAIを利用すれば簡単に効果的なアイキャッチ画像作成できます。

しかし、使用の際には「著作権」に注意する必要があります。

AI画像の著作権について、いくつか参考になるような項目をまとめておきます。

• AI画像もAIを利用せずに絵を描いた場合と同様の著作権が適応される
• AI生成物が既存の著作物と「類似性」と「依拠性」が認められる場合はNG,
• 「類似性」と「依拠性」が認められる場合でも権利者から許可があればOK
• 私的鑑賞での生成物はOK
• 授業目的の複製はOK

参考：文化庁（AIと著作権について

無料かつお手軽に作成できるのは、やはり「Chat GPT」です。

「Chat GPT」は画像生成の他に様々なことに活用することができます。

また、有料になりますがAI画像生成に特化して操作も簡単な画像生成サービスを利用する手段もあります。

例えば、次のようなツールです。

→　ブラウザだけでできる 本格的なAI画像生成 【ConoHa AI Canvas】

WordPressでアイキャッチ画像を設定する手順【初心者向け・完全ガイド】

ここからは、WordPress初心者でも迷わずできるようにひとつずつ丁寧に手順を解説します。

実際の投稿画面で、この記事どおりに進めればそのまま設定できます。

STEP1：投稿画面を開く

まず、WordPressダッシュボードへログインし、左メニューから 「投稿 → 新規追加」 をクリックします。

既存の記事に設定したい場合は「投稿 → 投稿一覧」から該当記事を選びます。

STEP2：右サイドバーの「アイキャッチ画像」をクリック

画面右側の設定パネルに「アイキャッチ画像」という項目があります。

STEP3：画像をアップロードする

「ファイルをアップロード」のタブを選択して画像をアップロードします。

STEP4：代替テキスト（画像説明文）を入力する

画像の説明文を入力します。

アイキャッチ画像なら記事タイトルを入力しておけば問題ないです。

STEP5：「アイキャッチ画像を設定」をクリックして完了

最後に 「アイキャッチ画像を設定」 を押すと反映されます。

記事プレビューを見て

• 見切れていないか
• 文字が読みにくくないか
• 記事の雰囲気と合っているか

を確認しておきましょう。

アイキャッチ画像が表示されないときのチェックポイント

「アイキャッチ画像が表示されない」

って時のチェックポイントを解説しておきます。

以下の点を確認してみましょう。

① テーマ側で非表示になっていないか

例：

• AFFINGER管理 → 投稿・固定ページ → アイキャッチ非表示
• SWELL設定 → 記事 → アイキャッチOFF

② 画像サイズが小さすぎる

縦長や小さい画像はテーマ側で強制トリミングされます。

③ キャッシュが残っている

• ブラウザキャッシュ
• キャッシュプラグイン
• サーバーキャッシュ

ブログの印象を変える“プロのアイキャッチ作り方”

アイキャッチは、ただ画像を置けばいいわけではありません。

ほんの少しの工夫で印象が劇的に変わるため、ぜひ次のポイントを押さえてみてください。

タイトルは短く・強く

タイトル文は「短く」「伝わりやすく」が最重要です。

スマホで一瞬で読める文字量が最適です。

フォントは2種類までに抑える

デザインの基本は 統一感 です。

• メイン：太字ゴシック
• サブ：細めのゴシック or 明朝

この2種類が一番まとまりやすい組み合わせです。

余白を“しっかり”取る

初心者がやりがちな失敗：

• 要素を詰め込みすぎて読みにくい
• 文字と画像の距離が近すぎる
• 背景に情報が多く、ごちゃごちゃする

プロは必ず 余白を意図的に作る ことで、読みやすさと高級感を演出します。

写真は暗めにして透明度を重ねると文字が読める

「写真を背景にしたら文字が読みにくい…」という場合は、

• 背景写真の透明度を下げる（30～50％）
• 暗いフィルターを重ねる
• 明るい色の文字を乗せる

これだけで劇的に改善します。

構図は中央 or 左寄せがもっとも読みやすい

• タイトル → 中央
• サブタイトル → タイトルの下
• 装飾 → 下部 or 左上
• ロゴ → 右下

迷ったらこの構図にすれば失敗しません。

まとめ｜WordPress初心者でもアイキャッチ画像は簡単に設定できます

アイキャッチ画像は、ブログのクリック率・滞在時間・SNSの反応を大きく左右する重要なデザインパーツです。

• 画像サイズ
• 設定方法
• 使うツール
• テーマごとの違い

を理解していれば、初心者でも簡単に設定できます。

しかし、初心者の方は特に「アイキャッチ画像に時間をかけ過ぎない」という点も重要です。

収益化に最も大切なのは、記事のコンテンツです。

効果的なアイキャッチ画像を設定して、読者に有益なコンテンツ作成に集中してくださいね。

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