「おいしい野菜を作っているのに、なかなか知ってもらえない…」
もしあなたが農家さんなら、一度はそんな悩みを感じたことがあるのではないでしょうか。
毎日手間をかけて育てた野菜や果物。
品質には自信があるのに、
- 直売所に来る人が増えない
- 新しいお客様に出会えない
- ネット販売を始めたいけれど何から手を付ければいいかわからない
そんな状況になっている方も少なくありません。
実は、その悩みを解決する第一歩になるのがホームページです。
ホームページというと、
「専門知識が必要そう」
「制作会社に頼まないと無理そう」
と思うかもしれません。
しかし今は違います。
WordPressという仕組みを使えば、パソコンが得意ではない方でも農園のホームページを作れる時代になりました。
実際に農園や果樹園、観光農園、直売所など、多くの農業関連サイトでWordPressが利用されています。
この記事では、「ホームページを作ったことがない」という初心者の方にもわかるように、農業ホームページの作り方をやさしく解説します。
なぜ農家にホームページが必要なの?
SNSだけでは伝えきれないから
最近はInstagramやFacebookを利用している農家さんも増えています。
もちろんSNSはとても便利です。
しかしSNSには大きな弱点があります。
投稿がどんどん流れていってしまうことです。
せっかく収穫情報や農園のこだわりを投稿しても、数日後には見つけてもらいにくくなります。
一方でホームページは違います。
農園の紹介や販売情報をいつでも見てもらえる場所になります。
いわば農園の「インターネット上の看板」のような存在です。
初めてのお客様に安心してもらえる
例えばネットで野菜を購入するとき、
「どんな人が作っているのだろう?」
と思いませんか?
顔が見えない相手から購入するのは少し不安です。
そこでホームページが役立ちます。
- 生産者の紹介
- 農園の写真
- 栽培へのこだわり
- 商品の特徴
などを掲載することで安心感が生まれます。
信頼できる農園だと感じてもらえれば、購入にもつながりやすくなります。
ネット販売の土台になる
近年は農産物のネット販売も一般的になりました。
しかし販売ページだけでは十分ではありません。
購入を検討している人は、「どんな農園なのか」を知りたいからです。
ホームページがあることで、ネットショップの信頼性も高まります。
ホームページがあると何が変わるの?
ここで少し想像してみてください。
あなたの農園を知った人がGoogleで検索したとします。
そのときホームページがなかったらどうでしょう。
詳しい情報は見つかりません。
しかしホームページがあれば、
- 農園について
- 販売商品
- 購入方法
- アクセス情報
- お問い合わせ方法
がすぐにわかります。
つまりホームページは24時間働いてくれる営業マンなのです。
あなたが畑で作業している間も、休んでいる間も、農園の魅力を伝え続けてくれます。
農業ホームページは初心者でも自作できる?
結論からいうと、十分可能です。
昔はホームページ制作に数十万円以上かかることも珍しくありませんでした。
しかし現在は便利なサービスが増えています。
特におすすめなのがWordPressです。
WordPressを使えば、専門的なプログラミング知識がなくても本格的なホームページを作れます。
実際に世界中の多くのホームページがWordPressで作られています。
WordPressがおすすめな理由
見た目がきれいなホームページを作れる
WordPressには「テーマ」と呼ばれるデザインテンプレートがあります。
テーマを導入するだけで、プロが作ったようなホームページに近づけます。
スマホ表示にも対応できる
今ではホームページを見る人の多くがスマートフォンを利用しています。
WordPressテーマなら、自動的にスマホ対応してくれるものがほとんどです。
情報を簡単に更新できる
農業は季節によって状況が変わります。
- 販売開始のお知らせ
- 収穫状況
- イベント情報
などを簡単に追加できます。
WordPressで農業サイトを作る流れ
WordPressを使った農業系サイトの制作は、次のステップで進めるのが基本です。
- ドメインとサーバーを用意する
- WordPressをインストールする
- 農業向けのテーマを選ぶ
- 必要なページを作る
- ネット販売をするなら決済機能を導入する
「思ったよりシンプルだな」と感じたのではないでしょうか?
専門業者に依頼すれば数十万円かかることもありますが、WordPressを使えば月数千円程度の費用だけで運営できます。
詳しく解説していきます。
ドメインとサーバーを用意する
WordPressを始めるにはドメインとサーバーが必要になります。
「ドメイン」とはインターネット上の「住所」のようなものです。

このブログであれば
http://cafekumapapa.com/のcafekumapapa.comの部分がドメインになります。
「サーバー」とはWebやメールなどのデータを保管しておく「場所」のことです。
難しく考える必要はありません。
WordPressをを始めるには「ドメイン」と「サーバー」が必要なんだ!とだけ覚えておけば問題ないです。
では
どうやって「ドメイン」と「サーバー」を用意するかと言えば
「レンタルサーバー」に契約する必要があります。
レンタルサーバーはたくさんあり、メインどころ紹介すると以下のようなレンタルサーバーがあります。
上記のレンタルサーバーの中で特にエックスサーバーとConoHa WING(コノハウィング)は人気があります。
今はどのレンタルサーバーを選んでも簡単にWordPressを始めることができます。
WordPressをインストールする
最近のレンタルサーバーでは、「WordPress簡単インストール」機能 が用意されています。
基本手順
- サーバー管理画面にログイン
- WordPress簡単インストールを選択
- サイト名・ログイン情報を入力
- インストール実行
数分でWordPressブログが完成します。
※ レンタルサーバーによって操作に違いがあるので、契約のレンタルサーバーで詳細を確認してください。
農業向けのテーマを選ぶ
WordPressをインストールが完了したら、サイトを作成することができます。
サイト作成に進む前にWordPressテーマを変更しましょう。
WordPressテーマとはサイトのテンプレートのようなもので、テーマによっては記事作成やデザインカスタマイズを大きく補助してくれます。
効率化を図るうえでもWordPressテーマの変更は重要です。
WordPressテーマは無料から有料まで数多くあります。
農園や直売所のホームページを作成するという目的があるので、農業向けに特化したテーマや農業系のイメージに合うようなデザインのテーマを選びましょう。
また、テーマ選びはデザインだけでなく使いやすさもとても重要です。
農業サイト向けにお勧めのテーマについてはこちらの記事をご覧になってください。
必要なページを作る
WordPressテーマも変更して準備ができたら、販売サイトを作成していきましょう。
「どんなページを作成したほうがいいんだろう?」
そんな方に必須のページと書いた方が良いページについて解説していきます。
必須ページ
- トップページ
- 農園の雰囲気や農作物の魅力を伝える。写真を大きく使うのがおすすめ。
- 商品ページ
- 写真・価格・特徴を記載。写真は売り上げに重要なのでこだわって掲載することが重要です。
- 特定商取引法に基づく表記ページ
- 販売業者名、所在地、連絡先また返品・交換・送料などについてお客様に伝えるページです。
- プライバシーポリシー / 利用規約ページ
- 個人情報の取り扱い、利用規約についてのページです。
あれば効果的なページ
- 農園の紹介ページ
- 農園の歴史、農法、こだわりを記載することでお客様に安心感を与えることができます。
- 生産者紹介ページ
- 生産者の顔が見えると安心感を与えることができます。
- アクセスページ
- 直売所への地図や営業時間、駐車場情報を記載。
- お問い合せページ
- 問い合わせフォームを設置して、注文や質問を受けられるようにするとお客様に安心感を与えることができます。
- ブログ・お知らせページ
- 収穫情報や季節のおすすめ、お知らせなどを載せるページです。
- レシピページ
- 商品を使った料理のレシピを用意することで、購買意欲を高める仕掛けになります。
- FAQ(よくある質問)ページ
- 支払い・配送・保存方法などのお客様に寄り添って疑問を解決できるページです。
ネット販売をするなら決済機能を導入する
販売する為にカートやクレジットカード決済などはどうすればいいの?
と思う方もいると思います。
WordPressではプラグインで簡単に決済機能を導入することが可能です。
主要な決済プラグインをいくつか紹介します。
農園・直売所向けおすすめ決済プラグイン
1. WooCommerce
- 世界的に最も利用されているECサイト構築プラグイン
- 商品登録・在庫管理・注文管理など、通販サイトに必要な機能が揃っている
- 決済は追加アドオンで導入可能(PayPal、Stripe、銀行振込、代引きなど)
- 日本向けの拡張プラグイン(例:WooCommerce for Japan)で使いやすくできる
2. Welcart(ウェルカート)
- 日本国内で開発されたWordPress専用ECプラグイン
- 日本の商習慣(代引き・銀行振込・コンビニ決済)に対応
- 決済代行会社(イプシロン、ペイジェント、SBペイメントなど)と連携可能
- 日本語サポートがしっかりしており、初心者でも安心
3. Easy Digital Downloads
- ダウンロード商品向けのプラグイン(農園だと「レシピPDF」や「体験チケット」販売に向く)
- 物販よりはデジタルコンテンツ向け
- StripeやPayPalに対応
4. Stripe Payments
- シンプルに「商品販売+クレジットカード決済」だけ導入したい人向け
- ショッピングカート機能は最小限
- 少量の商品を販売する直売所向き
5. PayPal Buy Now Button
- PayPalの「今すぐ購入ボタン」を簡単に設置できるプラグイン
- 月額料金なしで導入可能
- 少額の農作物販売やイベントチケット販売に便利
ポイント
- 本格的にネットショップ化 → WooCommerce / Welcart
- 少量販売やシンプル決済 → Stripe Payments / PayPal
特に「農園直売所で野菜セットを通販したい」なら Welcart か WooCommerce が人気です。
まとめ
WordPressで農業系サイトを作成する基本的な流れは次のようになります。
- ドメインとサーバーを用意する
- WordPressをインストールする
- 農業向けのテーマを選ぶ
- 必要なページを作る
- ネット販売をするなら決済機能を導入する
専門業者に依頼すれば数十万円の費用がかかりますが、自分で取り組めば費用は月々数千円です。
もちろん、初心者にはわからないことだらけで不安が大きいと思います。
まずはチャレンジしてみることがお勧めです。
今は調べれば多くの情報を無料で得ることができます。
何事もやる気次第です!(^^)!
農業サイトを作成したいという方はWordPressを始めてみてくださいね。
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